【Voltage名古屋利用者インタビュー#01】福井孝政さん

　自分が体験した二つの社会課題を少しでも解消するために働き続けます。

　一つ目は、いくら苦労して作ったアプリだろうが、作るだけでは全くダウンロードされずボツになるというものです。独学で半年以上かけてやっとの思いで初めて作り終えたアプリが全くダウンロードされなかった時にはかなり精神的にきました。これが、企業が莫大な予算や時間をかけて作ったものだったと考えると恐ろしすぎます。ただ、僕は関わる企業の方々にそんな悲しい思いはさせません。なぜそこまで言えるのか。僕が作るアプリは、これまでもこれからも「科学的根拠をもとにユーザーの人生を好転させるアプリ」だからです。周りの人に勧めるに値するアプリを、堂々と誇りを持って勧めることができるアプリをお届けします。

　二つ目は、若者が素晴らしいアプリを構想しているのに、形にするために莫大なお金が必要で断念せざるを得ないというものです。学生の方から「こんなアプリを作りたいんですが…」とご相談を受けることがありがたいことに度々あります。困っている人の力になりたいという思いが伝わってくる真っ直ぐで素晴らしいアプリ案ばかりです。しかし、僕自身が経済的に自立できていないため、お給料のことを考えなければいけず、心苦しくもお断りすることがほとんどでした。いつか経済的自立を果たせたら、社会課題を解決しようとする学生起業家に低単価でアプリを提供したいと考えています。